ももんじ通信

本と落語と時々博物館

一般名詞は名乗った者勝ち説

ネーミングセンスがない。

呆れるほどに私にはネーミングセンスがない。

キャラクターの名前も自分のハンドルネームも愛称もコンテンツの名前もまるでうまく付けられない。

昨年、指導に入った現場でイベントの名前を付ける場面があったのだが、例として作成したイベントタイトルを参加者に鼻で笑われるほどにはネーミングセンスがないのだ。

それに反して、世の中にはめちゃくちゃネーミングセンスがいい人が存在する。

その中で突出したセンスを放つのが「一般名詞を自分の呼称に使っている人」だ。

今回表題にも書いた「一般名詞は名乗った者勝ち」というのを思いついたのは、竹原ピストルさんの名前の凄まじさを改めて感じたからだ。「ピストル」と名乗るだけで、「ピストル」という言葉の持つ力強さ、生々しさ、サブカルっぽさ……全ての力を名前に持つことができる。そして同時に、その呼称を知っている人に二度と「ピストル」と名乗らせない強制力を持つ。まさにはじめに名乗りはじめた人間にしか持てない特権が目白押しだ。

その特権をモノにするにはその名前を名乗る勇気が必要になってくる。ピストルっぽくないじゃん、と思われるリスクに目を瞑ってピストルを名乗る勇気。辛酸をアベサダをパラダイスを名乗る勇気……その勇気の上で一般名詞の自称は成り立っているのだ。

 

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