ももんじ通信

本と落語と時々博物館

落語

聞いた落語の演目を記録する

落語会に行くと、聴いた演目をメモする習慣が世の中にあると知ったのは落語を聴き始めて1ヶ月くらいした時だった。 幸いそれまでの演目は大体控えてあったので、メモを頼りにこれまで聴いてきた演目はほとんど全てが残っている。 ホールや独演会で落語を聴く…

春風亭一之輔という男・『いちのすけのまくら』『春風亭一之輔の、いちのいちのいち』を読んで

春風亭一之輔師匠といえば、同世代の噺家さんの中では頭一つ飛び抜けた売れっ子で、落語好きなら必ず一度は聴いたことのある落語家である。 先日、落語会の開演待ちの客席で「一之輔の良さがわからん!」と豪語するおじさんを見たけれど、そんなおじさんさえ…

「どこにもない落語」を読む。

らも咄 作者: 中島らも 出版社/メーカー: 角川書店 発売日: 1991/12 メディア: 単行本 クリック: 5回 この商品を含むブログ (44件) を見る 落語の本について文章を書くにあたって、当然落語家さんの書いた本を紹介するのがスジだろうと思った。けれどもあえ…

語り語られ、落語の可能性

先日、立川志の輔師匠の独演会に足を運んだ際に思いがけない新作落語を聞くこととなって感激した。 時は江戸時代、罪人が島送りにされる護送船・高瀬舟の中で同心である庄兵衛が弟を殺したという男、喜助が語り出す咎を聞く。 言わずもがな、森鴎外の『高瀬…