ももんじ通信

本と落語と時々博物館

人文

不便なことは美しい

週末に行きたかった展覧会の会期が終わってしまうとのことで、目黒の東京都庭園美術館で開催中の「装飾は流転する 「今」と向きあう7つの方法」に行ってきました。 旧朝香宮邸の建物を使った美術館で、建物自体が展示物。館の裏手にはその名の通り広大な庭園…

語り語られ、落語の可能性

先日、立川志の輔師匠の独演会に足を運んだ際に思いがけない新作落語を聞くこととなって感激した。 時は江戸時代、罪人が島送りにされる護送船・高瀬舟の中で同心である庄兵衛が弟を殺したという男、喜助が語り出す咎を聞く。 言わずもがな、森鴎外の『高瀬…