ももんじ通信

本と落語と時々博物館

コンビニはわたしに、生き方を教えてくれた。

生きている上で、どんな場面でどんな振る舞いをするべきか、どんな考え方をもって生きるべきかを自分以外が決定する場面は少ない、と思う。なにを行う上でも行動を決定するのは自分で、だからこそ責任は自分にかかってくる。それが楽しくもあり辛いところだ…

オンナの中の「男の視線」

数日前から「シンデレラ体重」という言葉が話題になっている。というか、もう下火か。 耳にするようになったのはここ数日だが、20年以上前に「たかの友梨ビューティクリニック」が提唱したのがこの「身長(m)×身長(m)×20×0.9」のシンデレラ体重らしい。BM…

不便なことは美しい

週末に行きたかった展覧会の会期が終わってしまうとのことで、目黒の東京都庭園美術館で開催中の「装飾は流転する 「今」と向きあう7つの方法」に行ってきました。 旧朝香宮邸の建物を使った美術館で、建物自体が展示物。館の裏手にはその名の通り広大な庭園…

三日坊主とブログに書くほどでもないこと

三日坊主という言葉がこんなにも似合う人が自分以上にいるのかと、思う。 なんでもいいからポツリと呟けばいいのだ、と思うけども「それってツイッターじゃダメなの?」と頭の中の人が言うので「そうだね」と返事をしてそれっきり。 目下やってることと言え…

時間泥棒に時間を奪われないための100の方法

エンデによって『モモ』が書かれてからはや四十余年、世の中には当時よりずっとたくさんの時間泥棒が蔓延るようになりました。 「暇つぶし」の為の道具が溢れかえり、フルタイムの仕事に追われて、あれこれやったつもりになってるうちに気付けば年の瀬。 今…

叙述ミステリのパラドックスに立ち向かう。

この本も残すところ、あと数ページ、そんなに長い作品ではなかった。 連続殺人のミステリは途中顔を覆いたくなるような描写も少なくなかったが、読みにくい文章ではなくすっきりと入り込んできた。 ついに主人公たちが、犯人に的を絞り現場に踏み込むその瞬…

ただ、黙って微笑んでるだけ

先日の電車の中での出来事。 どうしても泣き止まない1歳くらいの男の子と、そのお父さんが私の近くに立っていた。 蒸し暑い日で、車内の冷房が効いているのかいないのか、よくわからないほどに空気がこもっていた。休日の朝だからか通勤のピリピリした雰囲…

語り語られ、落語の可能性

先日、立川志の輔師匠の独演会に足を運んだ際に思いがけない新作落語を聞くこととなって感激した。 時は江戸時代、罪人が島送りにされる護送船・高瀬舟の中で同心である庄兵衛が弟を殺したという男、喜助が語り出す咎を聞く。 言わずもがな、森鴎外の『高瀬…

誰かに文章を読まれたい

誰かに文章を読まれるということは、自分を少し切り取って相手に食べさせることと同義だと思う。 自分のことを知らない誰かに、私を少しだけ食べさせたいというその一心で、思いついた時に文章を書きます。 少しでも美味しいと思っていただけたら、それだけ…